- HOME
- ブログ 一覧
- ウェビナー開催・運営
- ミキワメのセミナーを勝手に添削してみた!
ミキワメのセミナーを勝手に添削してみた!
目次
適性検査、従業員サーベイで有名な「ミキワメ」のセミナー(臨床心理士と考える、離職防止につながる1on1の実践法)に参加してきました!セミナー中に紹介された事例やノウハウには多くの学びがあり、ウェビナー制作会社としての視点から、非常に参考になる内容が盛りだくさんでした。今回は、セミナーで特に「素敵だな」と感じたポイントを厳選して2つご紹介するとともに、私たちならこう改善する!という具体的なアイデアも交えて2つの提案をまとめてみました。ウェビナー制作に携わる方だけでなく、営業やマーケティングの現場で活用できるヒントが満載の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください!
※セミナーのスクリーンショットは、著作権者である株式会社リーディングマーク様のサービスの魅力をお伝えする目的で使用しております。不利益を生じさせる意図は一切ございませんので、あらかじめご了承ください。
「ミキワメ」のセミナーで素敵だった点
素敵⑴ エビデンス(学術的根拠)に納得!
※引用元:臨床心理士と考える、離職防止につながる1on1の実践法
成功循環モデルや自己決定理論、JD-R理論といった心理学の理論を丁寧に解説し、それを1on1に活用してエンゲージメントを高める方法について、非常にわかりやすく説明されていました。普段なんとなく取り組んでいるマネジメントにも、こんなにも多くの理論的な裏付けがあることを知り、とても新鮮で面白かったです。特に、それぞれの理論が実際の現場でどう活用できるのかを具体例とともに示していただけたので、「なるほど!」と思える場面がたくさんありました。今回の内容を参考にすることで、部下やチームとのコミュニケーションがさらに深まりそうで、早速試してみたいという気持ちになりました。
素敵⑵ 成功循環モデルに基づく1on1の進め方が理解できた
※引用元:臨床心理士と考える、離職防止につながる1on1の実践法
学術的な理論を実践の場に落とし込む方法についても手厚く解説されており、非常に実用的な内容でした。成功循環モデルに基づく1on1の進め方についても、具体的な事例や手法を交えて説明されていて、特に関係性の質、思考の質、行動の質をそれぞれ向上させるためのアプローチがとても分かりやすかったです。1on1における共感と指導のバランスの取り方についても納得感があり、理論をどのように日々のマネジメントに落とし込むかのイメージが掴みやすくなりました。また、質を高めるための1on1の進行方法がフォーマット化されていたため、実践に移しやすい構成になっていました。これを取り入れることで、メンバーとの信頼関係を深め、チーム全体の成長を促進できそうだと感じました。理論と実践の両方をバランスよく学べた点が、とても良かったです。
「ミキワメ」のセミナー弊社ならこう作る!
改善案⑴ フローチャートで説明を簡略化する
※こちらのスライドは、デザイン性を重視したものではなく、あくまで記事の説明用として作成したサンプルとなっております。内容のご参考としてご覧いただけますと幸いです。
「関係性の質」「思考の質」「行動の質」が連鎖的に向上していくという考え方は非常に理解しやすく、多くの方に共感していただける内容だと思います。ただ、セミナーの中ではもう少しシンプルに伝える工夫があると、さらに参加者の理解が深まるのではないかと感じました。内容が難しく感じられると、参加者の興味や意欲が減少してしまうこともあるためです。
具体的には、1on1ミーティングを実施する際に「関係性の質を向上させる1on1」「思考の質を向上させる1on1」「行動の質を向上させる1on1」という三つのアプローチがありますが、どのタイミングでどのフェーズに移行すべきかを分かりやすく示すことが重要だと思います。そのために、フローチャートなどの視覚的なツールを活用して簡潔に説明する方法が効果的かと感じました。
例えば、部下に対して指摘や指導を行う際に、部下が改善しようとする意思や努力を見せている場合は「関係性の質が良好」と判断し、「思考の質を向上させる1on1」を実施します。一方で、部下が改善しようとしない姿勢を見せている場合は「関係性の質が悪化している」と判断し、まず「関係性の質を向上させる1on1」から取り組むといった具合です。
このように、複雑な概念をシンプルに整理し、誰にでも分かりやすいフローチャートを作成することで、セミナーの内容がより伝わりやすくなると思います。もちろん、実際にはもっと細かい部分もありますが、セミナーでは基本的な部分を分かりやすく伝えることが大切だと考えます。詳細な概念については、サービスを導入する企業向けに別途説明することで、参加者が必要な情報を効率的に吸収できるようになるでしょう。
この改善点を取り入れることで、セミナー参加者が1on1をより効果的に活用できるようになり、実際の業務にも役立てていただけると思います。
改善案⑵ サービス紹介オファーを強める
「ミキワメ」のサービス紹介がもう少し充実していても良いのではないかと感じました。当社が実施した複数のセミナー対象調査によると、参加者の満足度が非常に高いコンテンツを提供する一方でオファーが控えめなセミナーと、参加者の満足度がそこそこのコンテンツを提供しながらオファーが強めなセミナーを比較したところ、後者の方が約1.5件多く商談が成立するというデータが得られました。
この結果から、セミナー参加者に「ミキワメ」サービスの必要性をより強く感じてもらうためには、オファー部分をもう少し強化することが重要だと考えられます。現在のセミナー内容では、学術的な理論や成功循環モデルに基づく1on1のフォーマットなど、幅広い情報を提供しています。しかし、具体的な実践方法やフェーズの判断方法については、参加者自身で行うのが難しいと感じる方も多いようです。
そこで、セミナー後のオファーとして、参加者が直面する具体的な課題を解決するためのサポートを提供することが効果的ではないかと思います。例えば、セミナーから直接「ミキワメ」への申し込みはハードルが高いため、まずは参加者の会社の現状を診断するサービスを提供するのはいかがでしょうか。さらに、診断結果に基づいた1on1のケーススタディ動画をプレゼントすることで、具体的な活用方法をイメージしやすくなります。
また、ノウハウを提供するだけでは、通常業務が忙しくて実践できない、経験が不足していて応用が難しいといった問題に直面することがあります。こうした課題に対しては、「ミキワメ」を導入することで解決できることを自然に提案する流れが効果的です。例えば、忙しい管理職でも簡単に導入できるサポート体制や、経験豊富なコンサルタントによるフォローアップを強調することで、参加者が「ミキワメ」を利用するメリットを具体的に理解できるようになります。
さらに、セミナー内で「ミキワメ」を実際に活用した成功事例を紹介することも有効です。導入企業の声や具体的な成果を共有することで、参加者は自社でも同様の効果を期待できると感じやすくなります。実際の成功事例を通じて「ミキワメ」の有用性を具体的に伝えることで、参加者の興味を引き、商談につながる可能性が高まります。
このように、セミナーのコンテンツを充実させると同時に、オファー部分を強化することで、参加者に「ミキワメ」サービスの価値をより明確に伝えることができます。これにより、セミナー参加者が「ミキワメ」を導入する動機付けが強まり、実際の商談数や導入率の向上につながると考えます。
※「ウェビナー企画代行」も参考にしてみてください。
まとめ
ここまで適性検査、従業員サーベイで有名な「ミキワメ」のセミナーの素敵だった点と弊社ならこう作る、という改善案についてご紹介してきました。
しかし、自社でウェビナーを企画・開催するのは、時間やリソースの面で難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そんな課題を解決するために、ウェビナー代行サービス「まるなげセミナー」があります。このサービスでは、ウェビナー経由での商談化率20〜30%を実現するために、登壇以外のすべての業務を代行します。具体的には、ウェビナーの企画立案、集客、資料作成、進行管理、フォローアップまでを一貫してサポートします。
自社のリソースをコア業務に集中させながら、ウェビナーを用いた新規営業を行うなら「まるなげセミナー」がお勧めです。
まるなげセミナーDプランでは、ウェビナー開催に必要な「企画・資料・台本・集客・運営」をすべてお任せいただけます。登壇のみでOK!インバウンド商談と同じ20〜30%の高い成約率を目指します。法人・個人向け問わず、初対面での受注が難しいサービスや、説明が必要なサービスの販売におすすめです。詳しくは以下からサービス説明資料をご覧ください。